13Jan

2012年に話題となった温泉映画のテルマエロマエ。主役の阿部寛さんのあまりのハマリ役に驚いた方も多いと思います。なんせ、阿部さんの役は日本人ではなく、古代ローマ人。
元々濃い顔をしておられますが、この役がここまでピッタリくる人もそういないだろう・・・と思ったら、古代のローマを舞台に出てくる登場人物は、すべて日本人という驚きのキャスティングなのにも話題が集まりましたよね。
現代日本にタイムスリップしてくるローマ人と、「平たい顔族」の日本人との交流も面白いテルマエロマエのキャストやあらすじです。
テルマエロマエのキャスト
キャスト
濃い顔族(ローマ人)
出典:テルマエロマエ公式サイト
ルシウス・モデストゥス・・・ 阿部寛
古代ローマ帝国の浴場を専門にしている設計技師。仕事に熱心すぎるところがあり、職人気質がある。彫刻のような引き締まった筋肉がついた体をしている。
ハドリアヌス・・・市村正親
第14代ローマ皇帝で五賢帝のひとり。内政や哲学に才能を発揮する優秀な王。斬新な建物も設計できる
ルキウス・ケイオニウス・コンモドゥス・・・北村一輝
ハドリアヌスの養子であり次期皇帝候補。病弱であるが女癖が悪い。
マルクス・アンニウス・ウェルス・・・宍戸開
頭脳明晰で皇帝からも認められる人物。次期皇帝候補
マルクス・・・勝矢
ルシウスの友人で一緒にお酒を飲む仲。
こうやって濃い顔族を見てみるとよくぞここまで集めたな~という感じがします。イタリア人からすると、ちょっと濃い目の日本人なんでしょうが、我々、平たい顔族からみるとれっきとしたローマ人と言っても過言ではありません(笑)
平たい顔族(日本人)
出典:テルマエロマエ公式サイト
山越真実・・・上戸彩
漫画家志望の派遣社員。ルシウスが銭湯で倒れた時に、その姿の絵を描いた。
館野・・・竹内力
山越屋旅館の常連客で全身傷だらけ
山越修造・・・笹野高史
真実の父、ひなびた温泉宿、山越屋旅館を経営
山越由美・・・キムラ緑子
真実の母
伊丹登・・・松尾諭
真実の見合い相手
平井道子・・・内田春菊
漫画家で真実の師匠
平井卓三・・・菅登未男
道子の義父
宇治野・・・森下能幸
真実が派遣されていたショールーム会社の社員
など
あれれれ・・・竹内力さんは、濃い顔族ではないのか・・・と思いますが、イカつい人役のようなので、やはりハマリ役ですね。竹内さんは元銀行員さんなのに、「ミナミの帝王」を演じてから、あまりにも似合いすぎてそれ以外の役に違和感を感じますのでこれはこれでアリ。
上戸彩ちゃんもヒロインですが、確かに平たい顔族とわけてしまうとピッタリですね。
元々、ヤマザキマリさんの漫画が原作で、笑いのセンス満載なんですが、映画となってもイメージを壊すことなく作るってスゴイことだと思います。
日本人はソース顔系やしょうゆ顔系が混在していますが、それをうまく使ったキャストはさすがとしか言いようがありませんね。
テルマエロマエのあらすじ
古代ローマにルシウス(阿部寛)という浴場専門の設計技師がいました。
元々職人気質で真面目すぎるためその時代に合わずに無職になってしまいました。 落ち込んだルシウスを友人は元気づけようと公衆浴場に行きます。 その、お風呂に顔をつけたとき、突然タイムスリップをしてしまい、現在の日本の銭湯にたどり着いてしまいました。
そこに居たのは、漫画家志望の真実(上戸彩)などの「平たい顔族=日本人」 日本のお風呂の文化を目の当たりにしたルシウスは衝撃を受け、古代ローマにもどってから、見たアイデアを使って話題となります。
何度もタイムスリップを起こせるようになったルシウスは、お風呂の技師としてローマで名声を得ることに。 時の皇帝であるバドリアヌス(市村正親)は自分が後継者にしようとしているケイオニス(北村一樹)のためにルシウスに大浴場を計画させる。
そして、真実もまたローマ帝国と関係をもつことになる。
ロケ地
「テルマエ・ロマエ」は、ラテン語で「ローマの風呂」を意味しています。古代ローマと日本で共通している浴場が舞台となっているだけあって、日本の温泉もいくつか出てきます。
・那須温泉郷・北温泉(栃木県那須郡)
・草津温泉
・伊香保温泉(群馬県渋川市)
・宝川温泉「汪泉閣」(群馬県)
・法師温泉「長寿館」(群馬県)←マミの実家の温泉
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一度は入りたい!日本のテルマエ
■那須温泉郷・北温泉(栃木県那須郡)
奥那須の湯治場として古くから親しまれてきた秘湯。『テルマエ・ロマエ』では、大天狗が発見したといわれる天狗の湯が登場します。
放送まであと少し。おすすめのお風呂は #ルシウスに教えたい日本のテルマエ で! pic.twitter.com/ENpjxndFJf
— 【公式】フジテレビムービー/1月13日(土)『テルマエ・ロマエ』放送! (@fujitv_movie) 2018年1月11日
一度は入りたい!日本のテルマエ
■伊香保温泉(群馬県渋川市)
南北朝時代から湧き出る歴史ある温泉。石段坂は400年以上の歴史を持ち、両側に旅館やみやげもの屋が並ぶ。『テルマエ・ロマエ』では、真実とルシウスが射的や足湯を楽しみました!#テルマエ#ルシウスに教えたい日本のテルマエ pic.twitter.com/gfmwMfKRz6
— 【公式】フジテレビムービー/1月13日(土)『テルマエ・ロマエ』放送! (@fujitv_movie) 2018年1月9日
まとめ
キャスティングだけ見てもクスっと笑ってしまいそうになるテルマエロマエ。漫画が映画になる時は割とイメージが壊れてしまうこともありますが、この映画に関しては、大成功ですね。