9Sep

最近、街中で制服を着た女子高生を見ると、かつて流行っていた紺色のハイソックスではなく、ローファーやスニーカーにくしゅくしゅとさせた靴下を合わせている姿をよく目にします。
ショッピングセンターに行っても、マネキンに合わせる靴下がくるぶしより少し上でゆとりを持たせていますし、靴下販売店でも靴下をあえて短くなるようにしてあるものが多く販売されていますね。
実は、今女子高生や女子中学生の間ではこの「くしゅくしゅ靴下」が流行っています。そこで、履き方や合わせ方などを調べてみました。
目次
くしゅくしゅ靴下って何?
紺ハイと呼ばれた紺色のハイソックスも流行りましたが、今はくしゅくしゅ靴下も流行っています。
足元で靴下をわざとたるませたり、靴下本体が軽いたるみを持たせたようなものがくしゅくしゅ靴下と呼ばれているようです。
女子高生の間では紺のハイソックスをふくらはぎまで上げすに、足首辺りでクシュッとさせるのが流行りみたいです。それだけでなく、くしゅくしゅする専用の靴下も販売されています。
このスタイルを思い浮かべるとふと90年代に大流行した、女子高生の必須アイテムのルーズソックスを思い出しますよね。ルーズソックスは、高校生が制服のスカートをミニスカートにして、ボリュームのある白くてくしゅくしゅさせた靴下、そしてローファーというのが鉄板の着こなしでした。
今人気があるくしゅくしゅ靴下というのは、ルーズソックスみたいに存在感のあるものではなく、ボリュームを抑えつつふんわりと足元が軽くなったようなイメージといえば良いでしょうか・・・。
カジュアル服だけでなく、クラシックな雰囲気であったり、着こなしかた次第ではオフィスにも合います。こういったことからも、年齢問わず、履くことができます。
くしゅくしゅ靴下の基本的な履き方は?
くしゅくしゅ靴下の基本の履き方としては、くるぶしから指4〜5本ほど上のところで靴下を留め、そこから下をくしゅっとさせるのがバランスよく見えます。
気を付けるポイント
・足首に近いところでクシュッとしても細く見える足首を隠してしまうので足が太く見えることがある
・足首に近ければ近いほど足と靴下の境界線が目立つのでふくらはぎに視線がいってしまう。
・くしゅくしゅ部分はボリュームを作りすぎるとミツバチのお尻みたいになる
・靴下が長いときには、リブ部分を一度折り返してクシュッとするのもOK
コーディネートはどうする?
まずは秋冬の定番、ブーツとの合わせ方ブーツを合わせる時には、ショート丈のブーツがおすすめです。
ショートブーツだけでは、ふくらはぎが目立ちがちになりますが、くしゅくしゅ靴下を入れることで、全体的にまとまった感じになりますよ。どんな感じのブーツにも合いますが、厚手の靴下を履いてしまうと、くしゅくしゅした部分がモコっとしてしまうので、あまり厚くないものを選びましょう。
合わせ方のパターンを考えてみると
【スタイル1】
・ブラウンのショートブーツ
・エンジ色のくしゅくしゅ靴下
・ホワイトのショートパンツ
グレーのゆったり目ニットトップスブーツと靴下を同系色にすることで、足元のまとまりがよく見えます。白のショートパンツを合わせるので、足長効果バツグンです。
【スタイル2】
・グレーのウエスタンショートブーツ(ヒールあり)
・グレーのくしゅくしゅ靴下
・ブラックのタイツ
・太めボーダーのタイトスカート
ホワイトトップスとブラック系のミリタリーブルゾン靴下とブーツが同系色になっているので、まとまりよく見えますし、ウエスタンブーツとミリタリーブルゾンで男性っぽいアイテムですが、タイトスカートやヒールを合わせることで女性らしさがアップします。くしゅくしゅ靴下は少し厚めの生地を選ぶことで、ウェスタンブーツのボリュームに負けません。
【スタイル3】
・ブラックのサイドゴアブーツ
・ブラックとグレーのミックス色くしゅくしゅ靴下
・ブラウンのガウチョパンツ
オフホワイトのゆったり目ボトルネックニットボトムスがミニでなくても、合わせることができますよ。ガウチョパンツなどと合わせる時には、くしゅくしゅした部分がパンツの中に隠れてしまわないよう、靴下のくしゅくしゅ丈に注意しましょう。パンツと靴下の間に肌見せ部分を作ることで抜け感ができ、足元が野暮ったくなりません。
スニーカーとの合わせ方
スニーカーと合わせる時には、カジュアルになりすぎないことを意識するといいですね。スニーカーと靴下の合わせ方ですと、少年のようになってしまいがちですので、どこかで女性らしさを入れることが大事です。
【スタイル1】
・オフホワイトのキャンバス地ローカットスニーカー
・グレーのくしゅくしゅ靴下
・ダメージデニムショートパンツ
・細ボーダートップス
薄いカーキのリネンチェスターコートアウターと靴下のトーンが同じなので、浮くことなくまとまったコーディネートになっていますね。色が同系色でなくても、トーンを合わせることで浮く心配はありません。靴下は、ざっくり編みの縦リブが入っているものを選ぶことで、全体のラフさに合わせることができます。
【スタイル2】
・ブラックのローカットスニーカー
・縦細リブのキナリ色くしゅくしゅ靴下
・カットオフデニムミニスカート
ホワイトシャツ・カーキのライダースジャケットくしゅくしゅ靴下の素材はアクリル・ナイロン素材が主なものにすると、編み目が細かく、少しツヤ感があるので、カジュアルになりすぎません。ミニスカートと肌色に近い靴下の色を合わせているので、足長効果抜群です!
【スタイル3】
・ブラックのローカットスニーカー
・エンジの毛綿混くしゅくしゅ靴下
・カーキの膝下丈スカート
・ブラック系ドットシャツ
ベージュのベレー帽スニーカーはカジュアルアイテムのように感じますが、服は秋色でまとめ、靴下はボルドー、スニーカーを黒にすることで、落ち着いた雰囲気になっています。膝下丈のスカートを選ぶ時には、スカートの中まで靴下が入ってしまうと可愛くないので、肌を見せることがおすすめです。
ローファーやオペラシューズなどの合わせ方
ローファーを合わせる時には、足元の肌見せをすることがバランスよく見えるコーディネートです。肌見せ部分がないと、男性っぽくなってしまいます。また、スニーカーと同じですが、女性らしいアイテムを入れることも大切です。
【スタイル1】
・ブラックエナメルのオックスフォード(ヒールあり)
・ホワイトのくしゅくしゅ靴下
・スリムボーイフレンドデニム(丈短め)
・グレーのパーカー
ベージュのトレンチコートこちらはトレンチコートとおじ靴でマニッシュな感じですが、ヒールがあること、白いくしゅくしゅ靴下であることと、足元の肌見せがあることで、女性的な雰囲気も残っています。
【スタイル2】
・ブラックのローファー
・グレーのくしゅくしゅ靴下
・ホワイトの首つまりニット
・オレンジブラウンのフロントボタンスカート(ミニ丈)
ブラックのメンズサイズカーディガン黒のカーディガンとローファー、白のトップス、中間色のグレーの靴下で全体を合わせているので、靴下が浮かずにまとまります。スカートデザインとカーディガンとのバランスが可愛らしく見せています。
パンプスとの合わせ方
パンプスと合わせる時には、薄手でシンプルなデザインを選ぶのが無難ですね。パンプスは足の形に沿ったデザインとなっているので、あまりくしゅくしゅさせすぎると、靴下だけが目立ってしまうからです。靴下の素材も、アクリル多めのツヤっとしたものにすることで、レディ感が増します。
【スタイル1】
・ブラックピンヒールパンプス
・ホワイトのくしゅくしゅ靴下
・ブラックスキニージーンズ(丈短め)
オフホワイトのゆったりタートルネックニットモノトーンでまとめているスタイルです。靴下のくしゅっと感は他の靴を履く時よりもスッキリめにして、パンツとの間には肌見せ部分を作りましょう。トップスや靴下で使っている白色は、可愛らしく見せてくれたり、清楚な雰囲気を作ってくれるので、パンツスタイルでも女性らしく見せてくれますよ。また、ぺたんこパンプスと合わせる時には、靴下の見える面積が広くなるので、薄めの色を選ぶのが無難です。さらに無地よりも縦にリブが入った靴下にすれば、足の甲から足首上あたりまで見える部分に縦のラインができるので、ぺたんこパンプスでもスッキリと足長効果になります。
購入時のポイント
いざ買おう!と決めても、販売店に行くと様々なものを売っています。 どれを買おうか悩んでしまった時、購入の際のポイントをいくつかあげておきます。
・合わせたい靴と同系色
・丈はくしゅくしゅとした時に、くるぶしから指4〜5本分の長さ
・柄物は避けて、シンプルなデザインにする(縦リブが入っているものは足長効果あり)
・薄手のもの(透け感があるものはコーディネートが難しくなるので避けましょう)
そして購入したら、コーディネートです。 合わせて、鏡で見ると、なんか似合わない…野暮ったい…そんな雰囲気は出ていませんか⁇ コーディネートのポイントもあげてみます。
・くしゅくしゅの量は適度に(多い時は、靴下を折り返してみては?)
・膝下丈のボトムスと合わせる時は靴下とボトムスの間の肌を見せる
新入荷&再入荷アイテム
大人気のくしゅくしゅソックスに
新作入荷&完売カラーが再入荷
脚細効果絶大ですよ〜〜#WEGO仙台店 #くしゅくしゅソックス pic.twitter.com/ChBCdtS7xW— WEGO 仙台店 (@WEGO_sendai) 2015年11月4日
まとめ
・くしゅくしゅ靴下とは足元で靴下をわざとたるませたり、靴下本体が軽いたるみを持たせたようなもの
・くしゅくしゅ靴下の基本の履き方としては、くるぶしから指4〜5本ほど上が綺麗
・ショート丈のブーツとの相性が良い
・パンプスと合わせる時は薄手でシンプルなデザインを選ぶ方が良い
・ローファーを合わせる時には、足元の肌見せをすることがバランスよく見える
・スニーカーと合わせる時には、カジュアルになりすぎないことを意識