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映画ちはやふるの意味は?かるたと百人一首の違いも調査!




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大人気少女漫画ちはやふるの映画第3作目がいよいよ公開されます!

広瀬すずさんが主演を務めていることもあり、実写化が難しい昨今でも好評を得ている映画「ちはやふる」の第3作目ということで、更に注目が集まっています。

今回はそんな「ちはやふる」について、原作やかるたと百人一首の違いなどのポイントをご紹介します。

 

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原作 漫画ちはやふる

◼︎基本情報
 作者  末次由紀
 出版社 講談社
 連載  2007年〜連載中
 巻数  現37巻
 受賞  2009年マンガ大賞
     このマンガがすごい!2010オンナ編第1位
     第35回講談社漫画賞少女部門2011

 

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作者 末次由紀さん

作者である末次由紀さんは福岡県出身の女性漫画家です。1992年より漫画家として活動を開始し、なんと高校1年生の時に投稿した「太陽のロマンス」で第14回なかよし新人漫画賞を受賞し連載デビューという素晴らしい経歴の持ち主です。

少女漫画誌を移籍し執筆を進めるも、2005年に盗用が発覚し活動を停止しています。当時連載中だった「Silver」は打ち切りとなっています

その後、2007年から活動を再開し、2009年にこの「ちはやふる」で一躍有名漫画家になりました。

「ちはやふる」でマンガ大賞を受賞していますが、過去の事件を考慮し、授賞式は欠席されています。漫画を一生懸命書くことで恩返しする、とコメントしていますので、過去の謝しを反省しつつも、今後も真摯に活動していく決意が伺えます。

「ちはやふる」概要

競技かるたを題材に、主人公綾瀬千早の成長を描く青春少女漫画です。競技かるたの名人を目指す過程を、小学生時代から高校生時代までを追っていく構成です。

幼馴染の真島太一や綿谷新を中心とした個性豊かな登場人物を鮮やかに表現し、思春期特有の葛藤や、恋愛観、そして部活への熱い思いが描かれています。

対戦中の躍動的な描写が印象的で、今までもかるたへのイメージを覆すような熱いスポーツ漫画を彷彿とさせ、一部では「スポーツ漫画」と評されています。

連載背景

過去の事件から初の連載作品ということで、色々と案を考えていたところ編集担当者からかるた漫画を勧められたそうです。作者本人もかるた経験があったため、連載を開始しました。連載案が編集担当者からというのは意外ですよね。のちに代表作になるなんて素敵なお話です。

「ちはやふる」の意味

漫画のことを知ると、気になってくるのは「ちはやふる」というタイトルです。
主人公の名前からつけた語呂合わせかな?と思っていましたが、きちんと由来がありました。

小倉百人一首 「ちはやぶる」

小倉百人一首の撰歌の中に、在原業平の和歌があります。その和歌というのが、こちらです。

“ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは”

現代語訳:不思議なことが起こっていた神の時代でもこのようなことは聞いたことがない。
     竜田川に紅葉が浮いて鮮やかな紅色に括り染めるとは。

「ちはやぶる」とは、「神」にかかる枕詞です。「神代にも聞かず」にかかっており、神代にも聞いたことがない、となります。この和歌が漫画「ちはやふる」の由来だと言われています。

古典落語 「千早振る」

実は、古典落語のにも「千早振る」という演目があります。いわゆるパロディですね。

上記で記載した在原業平の百人一首の短歌の意味を、知識のない隠居がいい加減な解釈で説明するお話です。

簡単に解説しますと、「竜田川」という相撲の大関が一目惚れした花魁の「千早」に「振られる」ということで「千早振る」だそうです。「ちはやぶる」の「ちはや」を「千早」という名前と解釈しています。紅葉の名所である「竜田川」も名前としている適当さが面白いところです。

作者の末次さんももしかしたら、古典落語をご存知だったかもしれませんね。

漫画「ちはやふる」の主人公は「千早」ですから。単純に在原業平の短歌から語呂合わせかもしれませんが、百人一首と古典落語どちらにもかかっていると考えるとより面白いです。

競技かるたとは

「競技かるた」というと少し知名度が低いイメージでしたが、この「ちはやふる」の躍進により、世間に広く知られるようになりました。実際にかるた部が出来た学校もあるようです。

実はスポーツとして取り組まれており、イメージとしてはオリンピックでも話題のカーリングに近い位置です。文化的なかるた(小倉百人一首)を用いた特殊なスポーツとなっています。

社会法人全日本かるた協会が定めているルールに沿って、競う形です。

百人一首との違い

簡単に言うと、百人一首は和歌集で、かるたは百人一首を用いた競技を指します。

百人一首とは、鎌倉時代に藤原定家が良いと思った和歌や短歌を集めて作った和歌集です。
藤原定家自身の和歌や上記の在原業平の和歌など様々な人の歌が載っています。

百人一首は何年もの間、大変な人気を誇り、その過程でこの百人一首を使ってゲームをするようになりました。これが「百人一首かるた」です。元々貝合わせなどで神経衰弱(トランプでもありますよね)を楽しんでいましたが、そこに百人一首を用いることで、和歌の上の句を読み、下の句を探す、というかるたが誕生したのです。

明治時代になると、「百人一首かるた」を競技として嗜むようになります。その際にルールが設けられ、1対1で競うスポーツになりました。これが「競技かるた」の始まりです。

漫画や映画の「ちはやふる」では、この「競技かるた」が題材となっています。

「ちはやふる」の魅力

今回は原作や名前の由来などをご紹介しましたが、調べる過程で、「百人一首」や「競技かるた」の面白さに気付かされました。なかなかやる機会はないですが、漫画や映画をきっかけに手を出してみるのも面白ろそうですね。

「ちはやふる」は漫画のほか、アニメや映画展開されて いますので、初心者の方でも十分に楽しめる作品となっています。

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